酒を・・・(あと15回)

「酒を飲まない人は人生の楽しみの半分を知らない」 っていうね、じゃあ、後の半分は何でしょう? 探してみましょか、いっしょに。
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25 記号化の壁

2005年10月03日 (月) 02:15 * 編集
nagira

人間は想像する人間である
実際に見ていなくとも言語を通じてなんとなく想像することが出来る

「赤いボール」

読者の頭の中では真っ赤なボールが浮かんでいるだろう

どれくらい赤いかはともかく、赤は赤だ

赤ということに関しての個人差は重要ではない

次の言葉はどうだろう

「ガリ勉」


おそらくかなりの人がめがねをかけた痩せた人間を重い浮かべるだろう
ここで「ガリ勉」は完全に記号化されていると言える

メガネを掛けていないガリ勉を想像する人間はほとんどいないだろう
いや、断言しよう、「居りまい」

私が頭の中で思い浮かべた情報が言語を介して別の人間の頭の中で再存在を達成する
言語は偉大だ、しかしその前提となるのは記号化である

名前は単なる記号とみなすことが出来るが
あるイメージと強く結びついた記号化はそれを覆すことが非常に難しい

「黒柳徹子」

頭の中に黒柳徹子がいるだろう

私の書いたこの「黒柳徹子」の文字のせいで、この文章を読んでいる人間の頭の中には
黒柳徹子がいる

「なぎら健壱」
どうだ、なぎら健壱がいるであろう

黒柳徹子となぎら健壱
両巨頭だ

なんの巨頭かはわからない

しかしこの再存在化も記号化が達成されていなければ崩壊する

「この前打ち合わせした人間が変な奴でなぁ、ほら、よくいるだろう、
一生懸命勉強しているのに成績がぜんぜんあがらない様な顔してるんだよ」

・・・・わからない、いったいどんな奴だ?
皆目見当が付かない

どんなに想像力を働かせても全くわからない

記号化が達成されていないのだ「勉強しているのに成績が上がらない奴」について

我々は早急にこの件について記号化を確立させなければならない

ここで「勉強しているのに成績が上がらない奴」のことについて考えてみよう

考えられるのは
1.物分かりが悪い
2.本当は勉強していない
3.違う所を勉強している

つまり「馬鹿者」だ
そうではないか
1はそのままだし
2も結局勉強していない
3にいたっては論外だ

つまりはそういうことだ、と言うことのほどでもないが

これから我々は次の結論に達する

「馬鹿者の記号化は無理」

記号化の壁は恐ろしく高い


※このブログを書くにあたり なぎら健壱氏の画像を使用した
彼は本当に絵になる男である、嘘ではない、ためしにgoogleのイメージ検索で「なぎら健壱」と検索してみるがいい、本当に絵になる、すばらしい男である、と私ごときに言われたくはないとおもうが
 

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