酒を・・・(あと15回)

「酒を飲まない人は人生の楽しみの半分を知らない」 っていうね、じゃあ、後の半分は何でしょう? 探してみましょか、いっしょに。
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43 曖昧な日本語

2005年06月15日 (水) 22:09 * 編集
pro_koizumis.jpg

掲示板というものがある
その名前の通り、何かを掲示する板である

学校の掲示板
役所の掲示板
会社の掲示板

最近はインターネット上で閲覧出来るものも少なくない

会社のネット掲示板

その名前のとおり、その会社に所属している人間だけが
知ることの出来る情報がある
閉ざされた環境の中では何やら大変な事が起きている事
は世の常である

みんなの掲示板の中に
『お知らせ』
という欄がある

「本社医務室の休診日のお知らせ」や
「落とし物あり」と言う題で○月×日に本社5FフロアでCDが
落ちてました。
というものや
「一緒にテニスをしましょう」と言う題でテニス同好会の勧誘を
行っていたり
と直接業務とは関係無いことについての連絡事項が掲載さ
れていたものの中に
ひときわ異彩を放つお知らせがあった

「馬の油の効果あれこれ」

馬の油は皮膚の弱い人(かみそり負け等)や乾燥肌特に最
近多いアトピー性皮膚炎に効果があるとのことです。
馬の油を使用すると皮膚に膜をつくり保護してくれます。
火傷にも効果があります。
みなさん是非使用されてみてください。

何の唐突もなしに「馬の油」だ
「脂」ではなく「油」と言うところにポイントがある
馬の脂は臭いもきつく、べたべたし、まるでラードのようである
そんな気がする。

脂から抽出され、精製された「油」はそれこそ人間の皮膚にあ
らゆる効能をもたらす
もちろん色は透明だ、サラサラしているに決まっている

いやいや、話を戻そう。
問題は『何故投稿者は「馬の油の効果」を知らせたかったの
であろうか』である。
ここには遠大なメッセージが隠されているに違いない。

まず考えられるのは、投稿者の周りにかみそり負けやアトピー
に苦しむ人間が多いということであろう
直接言うのははばかられる、あくまでさりげなく伝える事が重
要だ

このお知らせを読んで、あるTV番組で
「総理大臣に醤油をとって貰うときに何と言うべきか?」
という問題を扱っていたことを思い出した。
何かの席で自分と総理大臣二人だけで会食をしていたとする。
自分の料理に醤油をかけたいときに、醤油が手元にない。
ふと見ると向かいの総理の手元に醤油がある。
自分でとるには遠すぎる、総理に取って貰うしかない
しかし相手は総理大臣だ、「醤油取っていただけますか?」
とは言い難い
この問題の正解として、ある国語学の権威はこう言うべきだと言った。
「総理、醤油・・・」
これが答えであるそうだ。
こちらからどんなに丁寧な言葉を使おうとも総理にモノを頼む
のは失礼だ、あくまで総理大臣自ら自発的に醤油を渡してく
れる状況はこれしかないとその権威は答えていた。

そんな答えがあるものか
しかしながら、日本語の曖昧さが叫ばれて久しく、
その反省からはっきり意見を言うべきだという風潮が一般的
になりつつある。
確かに我々は言葉をはっきり言いすぎていたのかもしれない。

曖昧な日本語の面目躍如だ

よし、これからは何事もはっきり言うまい、曖昧に曖昧にだ!

工事現場で職人が乗っている足場が崩れそうになっても
「お〜い!!足場・・・」
その足場が崩れて職人がケガをしても大丈夫だ
「大丈夫ですか?、馬の油・・・」
と答えればよい

違う違う、建設業は安全第一だ
ケガをしてからでは遅い
何かあっても大丈夫なように予防をするべきだ
毎朝の朝礼で監督さんはこういうべきだ
「おはようございます、馬の油・・・」
これで大丈夫、今日も一日安全だ

彼女はこういいたかったのだろうか・・・・


44 何も言わせない力

2005年06月08日 (水) 01:32 * 編集
20050609010038s.jpg


人と人とが話をすればそこに何かしらの力関係が働くことは自明
である。
たとえば先輩後輩の関係、上司部下の関係、教師生徒の関係
そういう形式にとらわれずとも、たとえば二人で話をしているだ
けでも力関係は確実に働く、それは一方がもう一方に対して何か
しら弱さ(スキャンダルという意味ではなく)
をもっていたり、また一方がもう一方に対して強みを持っている
場合であると言えよう。
特に後者の場合、その強みがお互いの力関係によるものなのか、
何なのかに付いてはまさしくケースバイケースであろう。

しかしながらある一方が、もう一方に対して完全に力関係の優位
性を確立する事はまれである。
いわゆる相手に「何も言わせない」というヤツである。

そこにはまさしく受け手に何も言わせない力が作用する。

百聞は一見に如かず
下の写真を見れば私の言いたいことが解ってもらえるだろう。

EPSN0607s.jpg

これは私の故郷熊本での一番の繁華街に掲げてある看板である
どんなに譲二が渋くとも
どんなにきよしが女性の心を掴もうとも
ばってん荒川の前ではまだまだ駆け出しのひよっ子なんである。
ましてや「かなこの浜っ娘ソーラン」などは問題外である。
「修行が足りん!!!」と一喝されて終わりである。

何故か?

何故か?と聞く時点ですでにもう駄目である。
なぜなら「ばってん荒川」だからだ。
何も言わせない力がそこには存在する。
何と言っても芸能生活45周年である。
ベストアルバムのタイトルが奮っている
「帰らんちゃよか(帰らなくていい)」である
日本広しといえどもこれほど相手の意志を無視し切ったタイトルは
ないのではないか?
しかし、ばってん荒川が言い切るのだからそうなのだ。
そこには我々が出来る反論の余地は一切ない。
そう感じてしまう

もし感じなくばそいつは非国民である

しかし、である
そのばってん荒川を凌ぐ歌手が存在する
「大器晩成」をひっさげて芸能生活20周年を飾る

島津亜矢だ!!

で、誰だそいつは?


ほら、何も言えないではないか。
これもまた何も言わせない力といえよう。

45 オールマイティな言葉

2005年06月07日 (火) 00:30 * 編集
card_00sas.jpg


昨今の風潮としてはとかく「物事をはっきり述べる」ことが要求
されている。
物事をはっきり述べない人間、どうにでも取れる言葉を話す人間
はまるで犯罪者のごとく扱われている
その最も最たる批判は「曖昧な日本語」自体に向けられているよ
うだ。

「曖昧な言葉」と「色々な意味を持つ言葉」は同じ意味であると
思っていたがどうやら違うようだ。
「曖昧な言葉」とは一つの場面で受け手が複数の意味に取れる言葉。
「色々な意味を持つ言葉」はある一つの言葉を使っても場面場面で
違う意味に取れる言葉である。
何でこういう事をだらだらと書いているかというと

「めんどくさい」のだ、何もかも


いちいち全ての事に受け答えするのが苦痛でたまらない
何かないのか?オールマイティな言葉は?
それさえ言えば何とか間が持つ、そんな言葉だ

実は相撲の世界にはある
「ごっつぁんです」だ

「(ファンが)○○関、がんばってください!!」
「ごっつぁんです」

「(親方が)おい、もっとしっかり稽古をしろ!!」
「ごっつぁんです」

「(NHKのインタビュアーが)きょうは廻しが取れました」
「ごっつぁんです」

「(NHKのインタビュアーが)立会いが鋭くなって来ましたね」
「ごっつぁんです」

「(NHKのインタビュアーが)この調子で行きたいですか?」
「ごっつぁんです」

ほらみろ、オールマイティだ、世界に誇るべき日本の国技はこん
なオールマイティな言葉も持っているのだ

・・・・しかし問題がある

俺は相撲取りでは・・ない
一般人が「ごっつぁんです」と使うのは
女性が「ガッツリ飯を食いたい」という程に違和感がある

もっと一般人が使ってなじむ言葉を使わなくてはならない

ポイントは「オールマイティ」
どういう場面でも使える言葉だ

・・・あった
「はぁ〜(生返事)」だ

「(学校で後輩が)○○先輩、がんばってください!!」
「はぁ〜(生返事)」

「(仕事で上司が)おい、もっとしっかり仕事しろ!!」
「はぁ〜(生返事)」

「(NHKのインタビュアーが)きょうは廻しが取れました」
「はぁ〜(生返事)」

「(NHKのインタビュアーが)立会いが鋭くなってきましたね」
「はぁ〜(生返事)」

「(NHKのインタビュアーが)この調子で行きたいですか?」
「はぁ〜(生返事)」

どうだ、間が持つではないか!素晴らしい

まあ、殴られる確率は果てしなく大だけど・・・・
 

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